2012年4月の推薦図書
2012年 04月03日
「人というものは、よき人が使えばよくなるものでござりまする。悪い人が使えば悪くなるものでござりまする」と言う恩田木工の言葉には真理が含まれています。 恩田木工が真田藩を再建していく過程を知ることによって、経営者として危機に直面した時にどのような意思決定をしなければならないのかがよく分かる本です。 公認会計士 曽根 康正氏推薦 |
横浜市長に当選し、スキャンダル報道の挙句、二期目の任期を満了せず辞任した中田宏さんによる、ある意味「暴露本」であり「言い訳本」。 とはいえ、とても信憑性を感じることが出来、100%信用しない迄も政治の世界と横浜市役所の相当ショッキングな事実を知る事が出来ます。 退職前日の昇給が当たり前や、定期券の費用支給を一ヶ月毎から半年毎に変更したら職員から提訴された等、ちょっと考えられない事がいくつもありました。 辞任理由については、とても説得力があり、知っておいて損のない話で一杯です。 ファイナンシャルプランナー 小栗 孝一氏推薦 |
最近は、メールやブログ、facebookなど、文章を書く機会が増えてきましたが、無駄なく正確に伝える文章を書くのはなかなか難しいものです。 本書のようなビジネスで使われるちょっとした文章の基本を例文を示しながら、教えてくれる本はありがたいものです。 不動産鑑定士 山村 寛氏推薦 |
本の題名は、いかにも恐怖をあおるような題名ですが、内容はまったく異なり、実に骨太な本です。 これから起こるであろう恐慌の中で生き残るためには企業はどうするべきかを指摘しています。恐慌が起きても倒産しない会社を実現することは、キャッシュフロー経営の要点と同じなのです。 具体的には、“金利が5%になった時”もしくは“売上半減したとき”に自社のキャッシュフローがどうなるかの対策が出来ていれば良いのです。 医学博士 長谷川 嘉哉氏推薦 |